信長協奏曲

信長協奏曲

感想・レビュー

2016年/日本 上映時間126分
監督:松山博昭
原作:石井あゆみ
脚本:西田征史岡田道尚宇山佳佑
製作:石原隆久保雅一市川南

キャスト
小栗旬:サブロー/織田信長/明智光秀
柴咲コウ:帰蝶
向井理:池田恒興
山田孝之:羽柴秀吉
藤ヶ谷太輔:前田利家
水原希子:市
濱田岳:徳川家康
古田新太:松永弾正久秀
高嶋政宏:柴田勝家

[あらすじ]
歴史が大嫌いな高校生サブローは、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで自分にそっくりな青年に出会うが、その人物はなんと本物の織田信長だった。病弱な本物の信長に頼まれ、信長として生きることになってしまったサブローは、裏切りや陰謀が渦巻く戦国時代を生き抜いていくうちに人々の支持を得るようになり、やがて天下統一を目指しはじめる。(以上、映画.comより)

こちらが予告編↓

[評価]

■脚本:8
■演出:5
■キャスンティング:5
■この映画えらい度:5
■好き度:7
■期待値とのギャップ:3
■総合:7

57点

/100

フジテレビ月9ドラマとして放送されていた信長協奏曲(のぶながコンツェルト)
こんなドラマが放送されていることさえ知らなかったのに、夜更かしが功を奏して再放送を目に…
ミスチルの曲がまたいい!PCで見てる方は是非下のyoutubeを再生しながら読んでくださいな。

なんて面白いドラマなんだ!とすぐに虜に。それからは大ファン。映画館に足を運ぶほどになってしまった。
さすがに原作、アニメまでは見ていませんので今回は映画のみのレビューです。結末の核心には触れませんが、大まかな流れは記述しますので、全くクリーンな状態で鑑賞したい方は避けてくださいませ。

-信長の死の真相~歴史の再解釈?~-

勉強嫌いで歴史なんて全然知らないサブロー。ある日突然タイムスリップ、戦国時代に行ってしまう。
そこで会ったのは、自分と瓜二つの織田信長。彼はサブローに「織田信長の人生を変わってくれ」と頼むのだった。こうして始まった、信長としての新しい人生。歴史を知らないはずのサブローだったが、図らずも歴史通りに歩んでしまう。本能寺の変の直前でドラマは終わり、その続きから始まる。安土城を建て着実に天下統一に近づくサブローだったが、祝の席もつかの間、松永弾正久秀に信長の命のタイムリミットを知らされる。快進撃を続ける信長の命を狙うは多い。中でも過去に両親を殺された羽柴秀吉(山田孝之)、信長の立場を完璧にこなし帰蝶の愛さえも手に入れたサブローに嫉妬を抱く明智光秀(小栗旬)。一度は死を覚悟し自暴自棄にもなりかけるサブローだったが、運命と戦い生き抜くことを決意。その決意の現れとして帰蝶との結婚を決める。その式を挙げる地は、

本能寺。

おもしろおかしいコメディドラマである一方で、史実には忠実。冒頭描かれる信長の肖像画も教科書のものとよく似てる。。。だからこそタイムリミットをみんなが知っていて、それが一体どういう結末になるのか。信長は死んでしまうのか、がどうしてもきになるところ。信長が未来人で本当は別人だったという信長の真実があってもおかしくないと思わせる脚本は、ただ笑えるだけじゃないのが見ごたえあり。信長、秀吉、光秀の関係はどうなるのか。真相は劇場で。
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-帰蝶のツンデレにメロメロ-

この映画が好きな理由の一つに帰蝶のとんでもない可愛さがある。これがとんでもなくかわいい。あんなに激しいツンデレが許されるのは柴咲コウだからだろう。。。怒る帰蝶、泣く帰蝶、「好き」と言われて分かりやすく照れる帰蝶。どれもこれも全部かわいい。
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これは馬に乗ってデートに行く帰蝶
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見慣れないものをもらって不思議がっる帰蝶
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デート中に一人にされて怒っていたら楽しくなっちゃった帰蝶

こうやってドラマでも存分に魅了されたわけだが、映画でももちろん健在。泣かせてくるんだあ。内心、結婚式をあげたい帰蝶だったが、サブローには断られてしまう。それは自分が危険だと知って帰蝶を遠ざけようとするサブローの優しさだったのだが、「お主が死ぬなど信じられるわけなかろう!」と怒って突っぱねてしまう。偽物と知りながら、私の愛するのはサブローの信長であると、一緒にいたいという想いがひしひしと伝わって来る帰蝶のツンデレにはもうメロメロ、デレデレ必至。

-太陽と月、瓜二つの二人は正反対-

何と言っても今回映画化された「信長協奏曲」の見所はサブローの運命だろう。明智として信長を支える本物の信長は嫉妬に燃え、秀吉と暗殺を画策している。明るく賑やかで家臣にも民にも好かれるサブローはまるでみんなを照らす太陽、それを見る明智はせめて月ぐらいの明るさしかないと羨ましく思っているのだ。そんなこととはつゆ知らず、わずかな兵力で明智の危機を救うために駆けつけるサブロー。心を打たれる一つの山場。
月が輝くためには太陽の光が必要で、地球が地球であるためには月が必要。お互いがお互いを必要としていることに気付き始める明智光秀の選択とは…?
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-まとめ-

ドラマの中途半端な終わり方には誰もが、「おい」と思っただろう。そしていつもの「映画化商法」まったく。まんまとはまってしまったよ。きになるんだもんなあ!

サブローがタイムスリップした世界はサブローのおかげで変わるのか?平和な世の中になるのか?そして信長として生きることになったサブローは自分の死の運命を変えられるのか?アクションは素晴らしくないし、いつの間にサブローはあんなに強くなったのかとか、いろいろ疑問さえあるもののそこをバリバリにやられても、困るわけで。内容で満足出来る映画だからそこらへんは気にならない。
歴史があまり好きじゃなくっても、あまり知らなくってももちろん楽しめる。それでいて、歴史を学びたいと思わせる。いつタイムスリップして信長やらされるかわからないからね。というわけで、すごく好きな作品でした。お時間あればぜひ劇場へ。





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