永遠の僕たち/restless

永遠の僕たち/restless

感想・レビュー

幸せに生きたい(逝きたい)、演出されたような陳腐なものでも構わないから、ただ愛する人のそばで。

原題:Restless 2010年/アメリカ 上映時間90分
スタッフ
監督:ガス・バン・サント
製作:ブライアン・グレイザーロン・ハワードブライス・ダラス・ハワードガス・バン・サント
キャスト
ヘンリー・ホッパー
ミア・ワシコウスカ
加瀬亮
シュイラー・フィスク
ジェーン・アダムス

[あらすじ]
死にとらわれた若者たちの愛と再生を描いた青春映画。交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが……。(以上、映画.comより)

こちらが予告編↓

[評価]

■脚本:8
■演出:7
■キャスンティング:9
■この映画えらい度:5
■好き度:8
■期待値とのギャップ:7
■総合:8

74点

/100

-加瀬亮の演技に魅了される-

加瀬亮がでているハリウッド映画「永遠の僕たち」
加瀬亮の役柄は、日本の神風特攻隊の幽霊という設定。「日本兵」や「永遠の…」とか聞くと別の映画を思い起こしそうですが、全く違います。綺麗なロマンス映画です。しかしそこに「特攻隊として死んだ日本兵の幽霊」というエッセンスが入ることで、深みのあるシリアスな作品に、また微笑むような優しい笑いも与えてくれるユーモラスな作品にもしてくれるのです。

965
ヘンリー・ホッパーもミア・ワシコウスカもとってもおしゃれな格好で、ヘンリーの寝癖さえ「抜け感」に見える始末。。。風景もストーリーもとってもおしゃれなフランス映画感を感じるこの映画に突如現れる日本兵、しかも幽霊。「え?世界観が…」と一瞬不安になるも、彼の実在感がすごく良くて、まさかのマッチングでした。特攻隊という死の象徴でさえある彼がいることで、この映画がただのロマンスではなくなる上に、幽霊という立ち位置で交わされる会話はどこか抜けていて可愛らしい。加瀬亮の日本兵がいるからこそこの映画が深みのある作品になったのだなと思います。

映画の最後までほっこりさせてくれるのはやはり日本兵の幽霊でした。

-彼女の死を悲しむだけの軽い映画ではない-

この映画がテーマにしているのは死生観です。どう生きるか、どう死ぬか。ガンで苦しむ彼女への思いでただ悲しみ暮らすのではないのです。それは、主人公たちがすごく死に近いからでしょう。ガンで余命わずかなアナベル。両親が死んだ交通事故で臨死体験をしたイーノック。臨死体験後イーノックにだけ見えるようになった日本兵のヒロシ。

未来に死を見るアナベル

過去に死を見たイーノック

そして今死を目の当たりにするヒロシ

というものがそれぞれのすごく近くにあるために、彼らはを覚悟しているのです。怖いと泣いたり、抗ったり、「余生」何てことは考えておらず、いずれ訪れる(または訪れた)その瞬間のことをある意味ポジティブに空想しているのです。死の瞬間を二人で演じれみたり、葬儀のプランを考えてみたり。その瞬間をいかに良いものにできるか、を愛する人と楽しく考えている。そんな風景は死を目前にしている二人なのになぜかうらやましいとさえ思えたのです。

-自分にも死はやってくる-

up_1515140
一貫してポップなこの作品。でも時にいろいろなことを考えさせられるのです。

「自分の死に際、そばに居て欲しいのは誰だろう。」「告別式には誰が足を運んでくれるんだろう。」「死ぬ直前私は、立派に生きていたのだろうか?」

彼らが死を経験し、人生に輝きを取り戻したように、私たちもこの映画で人生に新しい光を注ぎたい。
かならず来る死に負けず、弱くてもいい、

ただ精一杯楽しく過ごしたいと思うのでした。

You may also like

4 comments

  1. Okay this YouTube video is much enhanced than last one, this one has pleasant picture feature as well as audio. deeedbdefacc

    1. Thank you for checking my post, and leave a comment!
      oh,that’s nice! I really like this movie, and this trailer too.

  2. you have a terrific blog here! would you like to make some invite posts on my weblog? dbbaakdddedc

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。